ステージ・テクニック向上委員会http://hpbmp.jp/assist/
略称  すててこ。
ライブの見せ方 ショーアップを考えよう!

相模の風レコード  いしはらとしひろ http://www.sagaminokaze.com/
Project a.c.c.r.    山本優作 http://pjaccr.com/

すててこ。とはいったいなんぞや?

それはですねえ、「ミュージシャンのステージの見せ方、作り方」を考えよう、と言う大変お節介な企画です。
「ステージテクニック向上委員会」 略してすててこ。
映像と往復書簡でいろいろと考えてみましたよ。

2015年3月17日更新



すててこ。18
初めて買うギターの選び方



すててこ。17
もう一度音楽しませんか?しましょうよ!

すててこ。16 
ライブの中でポップでキャッチーな曲は必要か?


すててこ。15 
設備の整っていない場所をステージに変える方法


すててこ。14 
初めてのライブ


すててこ。13 
ステージの緊張をほぐすには


すててこ。12  
ステージ衣装って?


すててこ。11 
ライブの曲順ってどうやってきめたらいいの?


すててこ。10 
ライブの最中にお客さんがざわつき始めてしまったら


すててこ。9 
カバー曲を演奏する際のマナーとは?


すててこ。8 
ステージに向かうための体調管理と花粉対策


すててこ。7
ステージ上からの甘えって??


すててこ。6.5
お客様から頂くお金との向き合い方


すててこ。6
ミュージシャンが払う お金 の捉え方

すててこ。5 
ライブの美しい終わらせ方とは?


すててこ。4  ライブ中の コール&レスポンスや手拍子 
  ステージ側から要求するのってどうなの?
 

すててこ。3  ライブ中のMCの役割

すててこ。2  ライブ中の 次回ライブ告知って いらないのかも

すててこ。1  ステージの始め方って結構難しいよね

すててこ。 開始のご挨拶映像へ

音楽のライブステージ、それは初心者であろうと、高名なプロミュージシャンであろうと、小さなライブバーの片隅で演奏しようと、東京ドームの大ステージで演奏しようと、「人前で演奏する」という点では変わりはありません。
板の上に乗ったら、あなたもポール・マッカートニーもAKB48も同格。

曲の善し悪しや、歌や演奏の上手い下手、も ライブにおける大きな要素ですが、でも「ライブショウを見せる」というのはそれだけではありません。オープニングの瞬間から、最後の曲が終わって退場するまで、すべてが「ショウ」です。
ここでは楽曲や歌以外の部分にフォーカスして、ライブ全体を佳くしよう、ライブの流れを良くすることで全体のクオリティを上げ、お客様によろこんでもらおう、ということを、みなさんと一緒に考えたいのです。

一人の客としてライブを見たとき、たとえば、曲もそこそこ佳い、演奏や歌も決して下手ではない、でもライブショウとしてみた場合、別に面白くもないし、何も印象に残らない。そんなミュージシャンのショウに出くわすことがあります。
多分楽曲もライブの見せ方も ほんの少し注意して、ほんの少し変えてみるだけで、お客さんの受ける印象、好感度はだいぶ上がるはずなのに。もったいないよなぁ。
今回の「ス・テ・テ・コ」では曲作りの部分や、演奏力の向上の部分とは別に、ステージ全体の構成力や、ちょっとしたしゃべりや、ステージマナーの研究からライティングで変わるイメージ、なんてことまでを、大きくも細かく捉えて考え、そしてそれを向上させることで、ライブ全体をもっと楽しく見せられるのではないか、ということを、映像と文章で 考えたいのです。
ミュージシャンにもお客様にもイベントを運営する方にも役に立てるんじゃあないかなぁ。

一緒によいステージ作りをかんがえよう。


いしはらとしひろ と山本優作の 往復書簡録

ステージの見せ方を考えてやまない
長老と若者の往復書簡 その17


長老 いしはらとしひろ から 前途有望な若者 山本優作へ

もう一度音楽しませんか? 戻っておいで〜


ヤマモトよ。お前様はまだ若いからのう、挫折と言ってもたかが知れとるじゃろ。
お前、今、年寄りの不幸自慢と思ったな。その通りじゃ。
なぜならそんなことを言えるのは、お前くらいしかおらんからじゃ。

まぁ、挫折というのは大げさかもしれないけれど、それなりに本気で音楽をやっていて、でも、やめざるを得ない状況になって、気がついたら何年も活動を中断してしまっていて、ということはよくあることだと思う。

音楽をやめるに至るのも、幾通りか理由やパターンがあると思うが、プロを目指していて、夢破れて、というのから、経済的な理由、仕事が忙しくなって時間が取れない。結婚して家族ができて、それどころじゃない、などなどいろいろな場合があると思う。
しょうがないよなぁ。音楽よりも大事なことはいくらでもあるし、自分の中の優先順位で、「今は音楽よりも〜〜だ。」と思ったら、それを優先するしかない。

やめて何年かたって。あなたの心が満たされていればそれでもよいのじゃ。
後悔がなければ全然オッケー。
今の幸せが一番。

でも、もし音楽への気持ちがどこかにくすぶっているのなら。
あるいは、いろいろ忙しくしているのだけれど、何かいらいらすることが多くて、あんまり幸せじゃないなぁ、なんて状態だったら。

音楽しようよ。
音楽は、まずはあなた自身を、そしてその先にはその音楽を共有する人を(例えばバンド仲間、音楽仲間、家族、友達、聴きに来てくれるお客さん)を幸せにするためにあるのじゃ。
一度は音楽をやっていたあなたなら、わかるはず。いろいろな場面で音楽する幸せ、あったはずじゃの。
それを取り戻す、ではなく、今いる地点から新たに作り出すのは多分、楽しいはずだと思う。

音楽する喜び、自分自身の体と心が喜ぶのをダイレクトに感じられる瞬間。まぁ、楽器を弾いたり歌を歌ったりはボケ防止にも良いそうじゃから、中年以降で音楽を再開するというのは実利的な意味でもよいのじゃ。ふはは。

音楽をやっていていいことは、共通の目的に向かって完成度を高めていく仲間がいる、ということじゃな。もしあなたが一人で弾き語りをやろうとしていても、そこに音楽的競演とは違う形で、何らかの仲間はいるはずじゃ。
ある程度年を取ってくると、まぁ、その人の性格やライフスタイルにもよるが、「新しい友達」だの「新しい仲間」だのが、なかなかできなくなってくる。仕事上の名刺を交換するだけの人ではなくてな。
そういうのとは違うレベルで、一緒に楽しいことを作れるのじゃ。もちろんその過程においては、楽しいことばかりじゃないかもしれん。でも、その先には、そこにそそいだエネルギーと手間暇に見合うくらいの、楽しいこと、嬉しいことはあると思う。

そして音楽を休止したその間にやっていたこと。仕事だったり他の趣味だったり、家事だったり子育てだったり。
音楽休止中に起こった人生のすべてが、音楽にあなた色のエキスを注入するのだ。それはあなたにしかできないことのはず。上手い下手とかそういう表面的なことを飛び越えて、あなただけの音が、休んでいる今もあなたの中に熟成されているのだ。

音楽にまだ心が残っていて、でも休んでいるあなた。戻っておいで〜。


前途有望な若者 山本優作 から 長老 いしはらとりひろ へ

なんのなんの、ございますよ、挫折。
というか、僕の場合は自己否定に走り過ぎてガス欠を起こして、それで動けなくなった、というパターンでしたね。

例えば、よくあるんですけど、

「俺、25歳までに結果出せなきゃ音楽やめる!」

みたいな。
出ないんですよね、だいたい。
僕出なかった。

で、なんとなく分かってくるんですよね。
このままじゃいけない、みたいなのは。
だけど、じゃあどうしたらいいのかが分からない。

不安と焦燥に背中を押されて何かをしてもロクなことにならなくて、気が付いたら普通に疲れた顔のサラリーマンになってました。
や、もちろん仕事はやり甲斐あったんですけど、それでも音楽に成就してない自分を責め続けていたというか。

そういうこともあったから、僕は音活寺子屋という企画の中では、心との向き合い方とかね、精神的なことを大事にしてるんですけど。
だから、僕が音楽を止めてたのなんかせいぜい半年とか一年くらいなんですけど、再開した時はむしろ、

「結局どうしていいのか分からなくてまた止まっちゃうんじゃないだろうか」

っていう不安がすごく大きくて。
だけど、そのままの生活も苦しくて、やいもう八方塞がりでした(笑)

だからね、カムバックするといっても、動画の中では比較的いしはらさんと同じか、それ以上の世代の方に向けて話していたかもしれないけども。
色んな人に色んな理由があって、カムバックしたいけど、できない人もいてね。

ただやっぱり、そこでどうするかなんですよね。
悩み続けてる状態っていうのは、「何も起こらない自分」っていう結果を生み出す訳で。
で、それを見て一番苦しい、楽しくないのは、やっぱり自分なんですよね。


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