Quappaの今日のお薦め
ほぼ毎日更新!!!

 

当「相模の風レコード」の管理人をつとめる、そして楽曲掲載ミュージシャンでもあるいしはらかっぱがその日の気分で音楽や映画、本などを紹介していきます。

2000年9月の「Quappaの今日のお薦め」を見る

2000年10月

10/31(火)

いよいよ10月も今日で終わり。
このホームページを始めて、早くも2ヶ月だ。

今日はぐっと渋めのおじさんだ。
小椋佳である。

この人は、密かに僕が目指している人でもある。
だってかっこいいじゃん。銀行勤めをしながら、作曲、アルバムレコーディングを続け、それなりに人気もあり、どちらもおろそかにしない。だって半端な仕事してたら、支店長にはなれんぞ。
で、50歳過ぎてから音楽一本でやる、といって会社やめて。

今度出したアルバム「RE BEST」は新録音のベスト盤である。
55だか56だかにして「新たな出発だぁ」ということだそうだ。
そうだよ、おっさん、そうでなきゃ。
不肖Quappaも兼業ミュージシャンである。ぼくがハウスクリーニングをやっているときは「三ちゃんミュージシャン」か?(わかってもらえるかなぁ...)。
今の仕事もきちっとやって、いい音楽を送り出す。
小椋さん、見ててください。
負けずにいいもの作ります。

今日のお薦めは「さらば青春」だ。
さらっとしたかっこよさ。
いいぞう。絶対に買い。

10/30(月)

この連載も開始して一ヶ月半経ったのだが、こうして書いていて気づいたことがある。
それは聴くことにおいては好きなアーチストが、書く題材に適しているとは限らない、ということである。
たとえば、キンクスは僕の大好きなグループだが意外と書けない。
まだ、とりあげたことはないけれどビーチボーイズやニール・ヤング、ドアーズならいくらでも書けそうな気がする。

と、名前を挙げたら書きたくなった。
今日はビーチボーイズです。
アメリカのバンドでひとつだけ、という無理難題をかまされても、僕は困らない。無理でも難題でもない。なんだい?ってなもんである。
ビーチボーイズしかないっ!!!
さすがに70年代後半以降の曲には少々つらいものがあるが、デビューから1975年くらいまでのビーチボーイズはいい。初期のサーフィン・サウンド、ブライアンがスタジオに籠もりっきりのピュア・ポップ期、スマイル前後のおサイケ時代、アーシーなバックに見事なコーラスをのせた70年代。みんないい。
が、最近の評価はどうも「ペットサウンズ」に偏りすぎているような気がする。
もちろん「ペットサウンズ」は大名盤だ。僕だって好きだ。
でも個人的には「20/20」がフェイバリットアルバムだったりする。

そして忘れちゃいけないのがサーフィンサウンド時代だ。
もう最高にからっぽで最高に気持ちいいじゃないかぁ!
「アイゲット・アラウンド」をかけながら車を走らせる。
夏の夕方に部屋で扇風機を回しながら「ガールズ・オン・ザ・ビーチ」を聴く。
いながらにしてそこはパラダイスだ。
ヴァーチャル風景再生マシーンとして、こんな強力な音楽はない。
初期のヒット曲なら個々にアルバムを買わなくてもOK。ベスト盤で十分だ。
ただしこの気分にひたるには、なるべく「グッドバイブレーションズ」以降の曲が入っていない方がいいかもしれない。
いいぞサーフィン&ホットロッド。買いまくれ!!

10/29(日)

この三回分の「お薦め」見直すと、すごいなぁ。テンション上がりまくり。
このままいったら切れるぞ。
少し力抜けよ。

でも本当に今のおれにとって、エキサイティングなことなんだ。
こんなにハイテンションなのって、自分でハウスクリーニングを始めたとき以来だ。でもテンションの質が違うな。いや、どっちがいいとかの問題ではなく
ね。

自分の意志で自分の進む方向を決める。
当たり前だが、なかなかできない。僕だってしょっちゅう意に反したことをやっている。
でも、これはやりたいことであり、かつやるべきことなのだ。
だんだん誇大妄想が入ってきたね。でも昔、ぼんやり思っていたことが、ある日、天啓を受けたように「やるんだ、やらなきゃ」と思える日が来る。
この声を聞くか、聞き流すか。
いままでをふりかえると、当たり前だけど、聞いたときもあるし、聞き流したこともある。
でもそれが聞こえて、その流れに素直に従ったとき、いつも何かが生まれている。
建築の職人(基礎工事屋だった)をやったときも、バンドを始めたときも、ダンスパーティを開いたときも、ハウスクリーニングを始めたときも...。
俺はこの声が間違っていないことを信じている。

未開の荒野にまたやってきた。
歩け。
歩いて歩いて行ける限り遠くまで行け。

そんな勇気を、よりましてくれる曲。
アル・クーパーの「Be Real(Be Yourself)」

10/28(土)

ホームページを大幅にリニューアルした。
なんか別人になったような感じ。

新しいところからのスタートには、これだろう。
ローリングストーンズ「スタート・ミー・アップ」
今日は長くは書かない。
いよいよここからだ。

10/25(水)

いよいよ今日から本オープンだ。今、サーバにアップロードの最中。
気が引き締まります。
自分で言うのはなんだが、この1週間というもの尋常ではない集中力で音源のミックスダウンとページの作成にあたった。追い込まれないとやらない、というのは結構しょうもない体質とは思うが、まぁ結果オーライで。

大袈裟かもしれないけど、新たな地平に立った気分だ。
そんな時にぴったりなのが、ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・トゥ・ラン」である。1975年の同名アルバムに収録。
僕の中では、スプリングスティーンは微妙な位置にいる人である。
いい曲を作るし、ライブは文句なく世界トップクラス。
でも僕的には過剰に暑苦しいひとなのである。それが好ましくもあり、うっとおしくもある。
でも、この曲は文句なく大好きだ。邦題の「明日なき暴走」というのも実に気分がでている。聴くだけで、「まだまだいけるよな」という気分になれる。

でもそんな高揚感はスプリングスティーンならでは、といえる。

彼はこの曲で、ひょっとしてフィル・スペクターのサウンドの70年代的・スプリングスティーン的展開をねらっていたのかもしれないな、とも思う。リスペクトを感じるな。

ユンケル買うならスプリングスティーンってなわけで、聴くアッパードラッグということで買いです。

 

10/24(火)

今日は、明日の本オープンに向けて、更新、データ作成に終始していた。
まだ終わってないけど。
なんだかエネルギーが充満しているよ。ハイだね。
こういうハイテンションの時はそれをさらにアップさせた方がいいのか、少し鎮めた方がいいのか?
今日はますますアップ、だな。気分は。

そういうときは、当然ロックだ。僕のいちばん好きなバンド、英国の誇り、ザ・キンクス。
誰でも知ってる、でもこんなかっこいい曲ない、「ユー・リアリー・ガット・ミー」。血がたぎるね。何度聴いたって飽きない。
ミスター・レイ・デイヴィス。あんたには日本語のページは読めないだろうけど、あんたに人生、変えられちゃったやつがこんなこと始めるんだぜ。
見てておくれよね。

10/23(月)

ごめんごめん、二日も空けてしまった。
みんな心配してたぁ?(頼むからうんと言ってくれ)

今日はベックの「ビューティフル・ウェイ」。ベックといってもジェフ・ベックではない。(12月にライブ行くんだぁ、ジェフの方)ビューティフル・サンデーでもない。ベックのビューティフルウェイである。
はっきり言ってベックは好きじゃない。結構話題になってるから、という主体性のない理由で「メロウゴールド」も「オデュレイ」も買ったけどすぐ中古盤屋に売り飛ばした。音楽としてのクオリティが高いのは、わかる。でもそれと好き嫌いはべつだ。要するにあわないのだ、僕とは。

にもかかわらず、なぜ「今日のお薦め」なのか?
ずばり、凄くいい曲いい演奏だからだ。
お薬でイっちゃってる頃のビーチボーイズのような雰囲気もある。メロディがそして曲をおおっているオーラがとてつもなく美しい。はかない美しさをまとった薬中、である。どういう音楽であろうか、それは?

とりあえず、この曲が入ったベックの「ミッドナイト・バルチャーズ」はまだ中古盤屋には売ってない。

10/20(金)

なんか今日は調子悪い日だった。
寝坊はするし(現場も営業も予定がないからよかったけど)
相模の風用に買った、音楽編集用の機材がいまひとつ僕の考えていたのとは違って、使い物にならなかったり。
ちょっとがっくり。
ま、ものごと進めていくときにちょっとのトラブルなんて必ずあるからね。これくらいは、よしとしよう。

そんな少しささくれた心を包んでくれる名曲。
バーズの「ファーザー・アロング」。同名アルバムに収録。
このアルバムはリーダーのロジャー・マッギンよりもギターのクラレンス・ホワイト、独自のベンダーギターを使ったハード・カントリーピッカーのクラレンスが大奮闘している。彼のアルバムといってもいいくらいだ。
この曲もクラレンスのヴォーカル。
彼の強さと優しさ両方がとても魅力的にブレンドされている。
彼はこれが遺作となってしまった。バーズもこれを最後に解散。1971年のことだ。
もっと聴きたかった。

優しさに包まれたいときのために買いです。

10/18(水)

だんだん風が冷たくなってきた。
だんだん秋が深まっていく。

というところで、今日のお薦めは高野寛の「DANDAN」です。
歌詞で「だんだん冬が〜」というようなかんじで韻を踏んでいる面白い曲です。で、しっとりしていていいんだぁ。
高野寛は、僕と同い年でしかもトッド・ラングレンとビートルズが好きというところが共通点で、創る曲調もなんとなく似ている。(といっても向こうはメジャーのミュージシャンなんだが)
なんだか、他人とは思えないのだ。
最近いまひとつ売れていないようなので、ほんと頑張って欲しい。いい曲創ってね。僕らの年代もとっくに、社会の中核に入りつつあるわけで、普通の社会ならばこれからが勝負だ。まずは生き延びることがいちばん。
高野寛にもエールを送りたい。
1989年発表、「CUE」に収録。
しみじみ秋を過ごすために買いです。

10/17(火)

今日は現場がなく、事務所で色々作業をしていた。
久々にロックばっかりかけていたのだが、ロックのかっこよさを思い出させてくれた一枚を紹介。
フリーの「フリー・ライブ」である。1971年の作品。
僕が今までに聴いたライブ盤の中でも、5本の指にはいるな。
今日、久々に聴いたら一曲目の「オールライト・ナウ」のイントロだけで、毛が逆立ってしまった。なんか無茶してもいいような気分になる。大声出して、走りまわってもオッケー、なかんじ。
これがロックだぜぃ。
やっぱ半端なところで丸くなっちゃいけないよな。
自分の中の「骨」を確認するために、買いだ。

10/16(月)

おとといの「お薦め」でニック・ロウを紹介したが、いつも彼とペアで話題に上る人、といったらこの人だ。
デイブ・エドモンズ。
いわゆる、パブ・ロックというくくりで一緒に扱われてるよね。「ロックパイル」というグループでは一緒にやっていたし。(もっとも最後はケンカ別れらしいが)。
この人も、いい具合に力が抜けてていいです。
大人の味だぜ。(だぜ、が「大人」を裏切ってるって?)
こういう感じの粋な、かっこいい人は、ほんとに憧れるなぁ。ま、憧れるってことは、今の僕自身はわりと泥臭いやつだからなんだけどさ。
そんなかっこいい粋な大人になるために、「クローサー・トウ・ザ・フレイム」を聴いてみよう。90年発表の同名アルバムに収録です。買いですよ。

10/15(日)

今日は雨。一雨ごとに寒くなっていくんだよなぁ。
今日は本のお薦め。
ナット・ヘントフの「ジャズ・カントリー」。
評論や解説の本ではなく、ジャズ好きの少年がどう成長していくかを描いた小説。僕はこの手の「グローイング・アップ」物が好きなのだ。
初めて読んだのが高校の時。確か図書室で借りた。
今でこそジャズも好きだが、当時はまるっきり興味なし。でも感動したな。
そろそろ進路なんて事も考え始める頃だったから、よけいリアルに感じたのかもしれないが。
60年代にジャズのシーンで生きることの難しさ、かっこよさもよく描かれてる。

今読んでも十分にいい。
自分の中の大事な物、一つ二つはあるはず。
そいつを錆びつかせないようにね。

晶文社から木島始訳で、出ています。
だれ気味なときに喝を入れるために買い。

10/14(土)

今日、仕事の現場で畳屋さんといっしょになった。
もうおじいさんと言っていいような年格好だったが、明るくて、元気あって、気っぷのいいかんじの人で。もちろん仕事も速くて、重たい畳をひょいひょい運び込み、あっという間に納めて、「あとは、任せたよ。おそうじやさん」と帰っていった。
すごく気分がよくなった。
このおじいさんは僕の目標である。
年取った時にそう思われるようになりたい。

朗らかでご機嫌な人、といえば僕にとっては、ニック・ロウである。小粋なところもある。
元気爺さんで思い出した。
今日のお薦めは小粋なロックンロール「アイ・ニュー・ザ・ブライド」だ。
1985年のニック・ロウのアルバム「ローズ・オブ・イングランド」に収録です。

10/12(木)

細野晴臣。
最近急速に老けて、すっかり爺さん顔になってきたが、やることはいつも面白い。今度はティンパンアレイの25年ぶりの復活だそうである。

僕は正直に言ってはっぴいえんどからYMO結成直前までの細野さんしか聴いていない。多分今の細野氏にとっては迷惑なファンだろうが、好きなものはしょうがない。
はっぴいえんど解散直後に作った、「HOSONO HOUSE」に収録の一曲目「ろっかばいまいべいべ」
もう最高にいい。
叙情と穏やかさに秘めた力強さと。ほんとによくあるパターンのラブソングで、バッキングも細野一人のアコギとベースだけ。でもソロ第一発目にふさわしい、なにか凛々しい感じがある。
どうってことないフィンガーピッキングなのだけど、味がある上にすごく上手い。
こういう人はほんと羨ましくてちょっぴりねたましかったりもする。

この人のライブは、一度ちゃんと見ておきたいな。
敬意と若干のねたみをこめて買い、です。

10/11(水)

今日、知り合いのバンドが解散した。アマチュアバンドだから、知っている人は少ないだろうが、レインドッグというバンドだ。約5年続けて解散とのこと。ここに至るまでは、バンドなりに色々あったのだろう。
解散するということは、現在とは違う形態でやっていく、やっていきたいということだ。
今日で決算はすんだ。よりいいものを生むために、前を向いて行って欲しい。

今日のお薦めはレインドッグのミニアルバム「ボーン・マーチング」だ。
自主盤ですが内容はもちろん買い。
お問い合わせはこちらへメールで。
don-rd@muc.biglobe.ne.jp

新たな旅路へ向けてGo!!!

10/10(火)

今日は横浜スタジアムに「横浜VS.ヤクルト」戦を見に行ってきた。
今まで特にホームページの記事には書かなかったけど、Quappaは大の野球好きなのだ。そして、川崎球場・大洋ホエールズ時代からのフーリガン指数92は、いっているベイスターズフリーク。
今日は横浜にとっての今季最終戦。最後の浜スタのゲームだ。一年楽しませてもらった、礼を言いに行かなければならない。しかもこのゲームを最後に、駒田、ローズ、荒井、川端など98年のVヒーロー達が退団してしまう。しかも権藤監督もやめてしまう。非情な横浜フロント、とも思うがこれは昔からだからしょうがない。それにビジネスだしな。

ゲームは横浜らしい展開だった。7回終了までに駒田の最後を飾るタイムリーや中根のホームランなどで、5対0。一方的な展開で安心と思ったら8回にヤクルト池山のスリーラン、9回の副島のソロホームランなどであっという間の同点。8回まで好投の三浦の勝ちを、河原、木塚のリリーフ陣が消してしまった。
でもでも、最後まで見せてくれる横浜。ワンアウトで佐伯が二塁。バッターは誰も期待していなかった、というかできなかった(だって打率が1割いっていないんだもん)万永。なんとバックホーム態勢で前進守備のレフトの頭をぬくサヨナラヒット。
嬉しい。狂喜乱舞。応援歌絶叫である。全く最後まで世話のやける奴らだ。

最後に権藤監督始め、全員が内野に整列。ローズの退団コメント(ビデオ)がバックスクリーンに写り、続いて権藤監督の挨拶。「4年間ありがとう」という大変シンプルな、権藤さんらしい、妙に情緒臭くない、さっぱりとしたコメントでした。かっこいいおっさんだぜ。

そして選手一同がライトから一塁側にグルッと挨拶。そして荒井選手ひとり、ヤクルト側の応援席に出向き(荒井は80年代後半から92、3年頃までヤクルトの主軸選手のひとりだった)深々と頭を下げる。ヤクルト側の応援席からも大拍手だった。

今年はオレンジうさぎ団にしてやられたが、当然くやしいが、でも楽しませてもらった。
でも来年は、本気で優勝狙いに行くぞ。

横浜スタジアムの2001年度のシーズンチケット、買えるくらい稼ぎたいよ。

 

10/9(月)

お久しぶりーっす。
これを始めてから、2日も空けるなんてなかったんだけど、今回はごめんなさいです。
自分の音源のレコーディングやミックスダウンをしていたのだよ。神経だいぶすり減ったな。
だから違うことやるのが嬉しい、そんな状態です。

今日のお薦めは、昨日買ったCDに入っていた曲。
ワルター・ワンダレイという人の「サマーサンバ」。
これ、タイトルやワンダレイのことを全然知らなくても、デパートやスーパーに行ったことさえあれば、必ずどこかで耳にしています。そういう曲です。「オルガン・ジャズ・サンバ」などといえば、それなりにかっこいいようだけど、単なるイージーリスニングともいえる。
ではどうでもいい演奏かといえば、とんでもない。軽く聞こえるけど、込めるものは、しっかり込めたグルーヴィな演奏です。これさえあれば、いつでも夏だ。
基本的に南系の人間なので、こういうのは無条件に好きです。
南系な人、南系になりたい人は買いです。

10/6(金)

最近非常に気分良く過ごす毎日です。
36歳になると一皮むけるのかな?

今日は、ジョン・メレンキャンプの「スモールタウン」がお薦め。
不毛の80年代では数少ない好きなミュージシャンだ。
ちょうどブルース・スプリングスティーンと同じ頃に盛り上がっていて(といっても人気度では圧倒的に負けていたが)なんとなくプチ・スプリングスティーン的な扱いだったような気がする。
でも僕はこの人の方が好きだな。
なんか、地に足がついているかんじがするのだ。
この「スモールタウン」もアメリカの田舎の町で生まれ育ち、そこで一生を送ることになるであろう、男の歌だ。でもメレンキャンプは非難するわけでも、同情するわけでもなく、淡々と、しかし暖かく主人公を唄うのである。
優しさ溢れる歌だ。「ボーン・イン・ザ・・USA」と大勝負に出たスプリングスティーンもすごいが、僕は片田舎の男の歌のほうがぴったり来た。
アルバム「スケアクロウ」に収録。

1985年のアルバムなのだが、この辺は中古盤市場では、いちばん人気がないようで、7〜800円で売られています。(あくまでも中古ね)アナログの中古だと100〜200円。ひどすぎるよう。
中古でいいから買ったってください。

10/5(木)

ジミ・ヘンドリックス「リトル・ウィング」。
ジミヘンなんてあまりにビッグネーム過ぎて、かえって勧めにくいような気もしたが、そういう気を遣うのはやめよう。
ハード&ヘヴィーというイメージの彼の曲の中にあって、かわいらしいメロディとアレンジを持った曲である。
もともと、「すごい」とは思いつつもさほど入れ込んでいない僕にとっては、取っ掛かりとしては、ちょうど良い曲であった。入れ込んでない割には、5〜6枚くらいはアルバムを持っているのだが。
最近聞き直したら、ちょっと聞こえ方が前と違ってきた。
よくいわれることだが、「ジミヘンの音楽は宇宙的だ」とか「神の声をギターにトレースしてる」などとほとんど神格化された評価。どうもこれに違和感をいだいていた。確かにすごいけど、それほどのもんか?と。
でもやっぱりそうかもしれない。
少なくともこの「リトル・ウィング」は昔より、大きな拡がりをもって聞こえるようになってきた。素晴らしい。
謹んで買いです。

10/4(水)

今日はすご〜く楽しいアルバムを紹介。
ミルトン・バナナ・トリオの「ミルトン・バナナ・トリオ」。
今年は色々と良い音楽、アルバムに出会えた、近年にない収穫の年だったが、(まだ3ヶ月あるけど)まず、間違いなく今年聴いた中でナンバーワンのアルバムだ。

1964年だから僕の生まれた年の制作。
この人は、ボサノヴァ界の人でドラマーなのだが、とにかく明るい、楽しい、元気。
これを聴いたら落ち込むことなど不可能。
たとえばゲッツ/ジルベルトの「イパネマの娘」もこのアルバムでカバーしているのだが、(ミルトンはスタン・ゲッツバージョンにもドラムで参加している)元曲の叙情性などかけらもなし。
スタン・ゲッツのウォームなサックスのかわりに、ミルトンのドラムがドコスコ走り回っている。
ベーシストもただものではない。そしてそんなバックに乗っかるのはハードバップ風のピアノ。
こうして文章で書くとすごく無茶なようだが、これが大変楽しい。
ドラマーがリーダーのせいか、音量のバランスが極端にドラムを強調するミックスになっている。
これも非常に気持ちいい。

どんなときでもこのアルバムをかければ、気分はパラダイスである。こんな楽しいアルバムに出会えて本当に良かった。敢えていうまでもなく買いです。

10/2(月)

今日はQuappaことこのページの主宰者、石原の誕生日なのだよ。自分で自分にお祝いだ。
本格オープンに向け、くちゃくちゃと、いや違ったちゃくちゃくと進んでおります。

今日は季節ものでいきましょう。
ロバート・B・パーカー著「初秋」です。
知ってる人は知っている、スペンサー・シリーズの一作。
推理よりもどちらかというと体を張って事件を解決する、ボストンの探偵スペンサー。こいつはかなりの頑固もんですが、きっちり自分のスタイルを持って
いる。時にそれが邪魔をしたりもするのだが。
この「初秋」は推理とか、ハードボイルドというのとはちょっと違う。
依頼人の息子が主人公なのだが、いい加減に育てられ、愛情を与えられず、スポイルされまくってる、不健康なガキがスペンサーとの交流でいかに成長していくか?という物語なのだ。
内容にはこれ以上ふれない。とにかく読んでよ。
有機的に体を動かすこと、そしてやっぱり、、、愛って大切だよな。
ハヤカワ文庫から出てます。
夜長の友として、買い。

10/1(日)

ちょっと前まで、このページでも暑い暑いとこぼしてたのに、あっという間に秋だ。
僕は10月生れなので秋はもちろん嫌いではないが、でも日が沈む時間が早くなってくると淋しくてしょうがない。ソーラーシステムで動いているのだ。

そんなもの淋しい秋にぴったりなのが、ティム・ハーディンの「リーズン・トゥ・ビリーブ」この人の声は秋の深さを感じさせていいです。僕は強力に好きなのだが、今はほとんど、名前すら知られてないような。
ロン・セクスミスとかスザンヌ・ベガとか好きだったら絶対にいいと思うなぁ。アルバム「ティム・ハーディン 1」に収録。廃盤ではないけど、CD屋でもあまり見かけないので、見たら速攻で買いです。


2000年9月の「Quappaの今日のお薦め」を見る

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